私は生まれつきとても不器用でした。小学生の頃、調理実習中に人参を切っていたところ、とても硬くて包丁が先に進みません。押しても引いても全く動かないので、私は人参の刺さった包丁を振り上げ、えい!と振り下ろしました。案の定、人参は吹き飛び、隣の調理台へ飛んでいってしまったのです。家庭科の先生には、あなたは本当に目が離せないと言われてしまいました。その頃から、私は料理が苦手だなと感じるようになりました。一人暮らしをするようになっても、料理をするのはほとんど週末だけです。料理といってもオムライスやカレーなど簡単なものばかりです。でも結婚してからはそうはいきません。毎日料理をしなければいけないのです。途方にくれていた私は、本屋で一冊の料理本に出会いました。

その本に書いてあるレシピはどれも簡単な工程で、材料も冷蔵庫の中にあるものだけで作れるようなものばかりでした。レンジを使用してのレシピもたくさん載っていました。早速家に帰って作ってみると、本当に簡単であっという間に一品、さらにもう一品と作れてしまうのです。今までは鍋を使って下湯でしていた野菜もレンジで簡単にできてしまいますし、肉や野菜、調味料も全て入れてレンジに入れるだけで立派なメイン料理の出来上がりです。本当に感動しました。主人も毎日美味しい美味しいと言って完食してくれるのもまた励みになりました。今本屋にはたくさんの料理本が販売されています。料理が苦手な方は、まずその中から自分に合った本を見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。きっとお気に入りの一冊が見つかり、料理が好きになると思います。